【とっておきメモ】DeNA相川新監督の覚悟「死に物狂いって言葉があまり好きじゃないんですよ」

DeNA対ヤクルト 3回裏、戦況を見つめるDeNA相川監督(撮影・鈴木正人) 

<とっておきメモ>

<DeNA2-3ヤクルト>◇27日◇横浜

DeNAは開幕戦を白星で飾れなかった。惜敗した相川亮二監督(49)は「切り替えるしかない。僕らは明日以降ひっくり返せば良いだけ。また全員で戦っていくつもりです」と前を向いた。初陣に挑んだ新監督の、試合に臨む上での覚悟を紹介したい。

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DeNA相川監督は、試合に向かう上で「死に物狂いって言葉があまり好きじゃないんですよ」と言った。「鹿児島の知覧に行って、本当の死ぬ気っていうのは、きっとこういうことなんだろうなと。軽々しく使ってたなと思って、僕は使わないようにしてます」と静かに理由を説明した。

あくまでも個人的な感性だと強調し、選手たちに強要することもない。それぞれの言葉や、意思を尊重する。唯一、選手たちに伝えたいことは「楽しんでやる中で、何かを得るようにしてほしいんです」という思いであると明かし、「相川流」の方程式を掲げた。

「挑戦+楽しむ=最強の姿」

例として、ドジャース大谷の名前を挙げた。そして、続けた。「ゲームとか、自分の好きなことは時間を忘れてやっているはず。それが、僕が思う最強の姿。大谷翔平くんを見てて、それを感じるし、自分自身もそうじゃなきゃいけないと。打撃のことを考えたり、それが一番楽しいんですよ。ただただ目標をクリアするためにやっていることだから、楽しいんですよ」と笑った。

開幕を目前に控えた26日、前日会見では「挑戦」と繰り返した。「楽しいことに対して、挑戦していく姿が一番の強い姿じゃないかなと思うんです」。目指すセ界の頂点は、簡単な道のりではないことは分かっている。その中で、根底にある野球を楽しむ気持ちが、唯一無二の目標への道しるべになる。【山本佳央】