<巨人0-2阪神>◇28日◇東京ドーム
巨人スペンサー・ハワード投手(29)が6回1失点で降板。0-1のビハインドでマウンドを後続に託した。自責点0の好投だったが、移籍後初登板で初勝利とはならなかった。
初回、2番中野に安打を許すと、盗塁に味方のミスが重なり1死三塁のピンチを迎えた。3番森下に変化球を左翼へ運ばれ、先制の犠飛を許した。2回以降は走者を背負いながらも粘りの投球でゼロを並べた。
5回、2つの四球から2死一、二塁のピンチを招いたが、2番中野に対しチェンジアップを振らせ空振り三振。要所で踏ん張った。
6回まで97球を投じ、7奪三振。「僅差であり、相手の応援が聞こえていたとはいえ、終始自分の中では落ち着いていられた」と平常心を貫いた。初めて経験した伝統の一戦に「楽しかった。そういう雰囲気の中で野球ができるのは楽しかったし、幸せなこと。大きな声援を受けているバッターと対戦して打ち取るのは気持ちがいい」と満足げに振り返った。