【巨人】4点差ひっくり返すも…痛恨逆転負けで昨季王者阪神に開幕カード負け越し 8回に3失点

巨人対阪神 8回表阪神2死二、三塁、リクエストを申請する阿部監督(撮影・増田悦実)

<巨人6-12阪神>◇29日◇東京ドーム

巨人が痛恨の逆転負けを喫した。4点差をひっくり返すも、8回に3失点して白星を献上。昨季王者・阪神との開幕カードは1勝2敗で負け越しスタートとなった。

ドラフト3位の山城京平投手(22)はプロ初登板初先発で粘りきれず。2回に2死球で一、二塁のピンチを招くと、投手の伊藤将に三塁線を破る2点適時打を許した。続く3回は先頭中野に二塁打を浴びると森下、佐藤輝に連続四球を与え、無死満塁としたところでマウンドを降りた。2回0/3を投げて3安打5失点5四死球。「しっかりチームのために腕を振って、自分らしく頑張っていきます」と意気込んでいたが、制球に苦しみ、ほろ苦デビューとなった。

それでも打線が奮起して山城の初黒星を消した。3回に1死満塁からダルベックの押し出し四球、岸田の犠飛で2点差に迫ると5回1死一塁、4番の5回1死一塁から、4番のボビー・ダルベック内野手(30)が、阪神湯浅から左中間席への同点の2号2ラン。さらに7回2死、泉口友汰内野手(26)が右翼席へ確信の1号ソロで勝ち越しに成功した。

しかし1点リードの8回、イニングまたぎの北浦竜次投手(26)が先頭の佐藤輝に左前打を浴びると、スイッチした船迫大雅投手(29)が流れを止めきれず。四球と犠打でピンチを拡大して坂本に同点適時打を浴びた。さらに中川皓太投手(32)も、2死二、三塁から代打木浪に二塁への内野安打を打たれ、二塁・浦田が打球処理に手間取る間に二塁走者の生還も許した。

投手陣はWBCに参加していた大勢投手(26)とライデル・マルティネス投手(29)を欠いた中で開幕を迎えており、苦しい台所事情が露呈した形となった。