【阪神】さすがの主将・坂本誠志郎「やるか、やられるか」気迫あふれる同点打、計3打点に激走も

巨人対阪神 8回表阪神1死二、三塁、坂本は適時打を放つ(撮影・上田博志)

<巨人6-12阪神>◇29日◇東京ドーム

阪神坂本誠志郎捕手(32)が大きな存在感を示した。先発マスクは2試合連続で伏見に譲ったが、7回の守備から途中出場。ただ一緒に試合に入った及川が泉口に勝ち越しソロを浴びた。1発を警戒して内角を厳しくついたが、完璧にもっていかれた。

借りは攻撃で返した。直後の8回。1死二、三塁から中前に同点打。塁上でベンチに向かって何度も腕を振り上げた。「難しいところで(前の)中川がバントを決めたので、何とかしてあげようという思いでした。(喜びの表現は)やるか、やられるか。みんながつないでくれているので、たかぶる部分ではありました」と振り返った。

一、三塁から二盗を決めると、さらなる激走を見せた。代打木浪の決勝の二塁内野安打のシーン。二塁手がジャッグルしているのを見て二塁から一気にホームに突っ込んだ。三塁走者に続いて生還した。9回にはとどめを刺す中越えの2点三塁打。終盤に力強く、巨人をなぎ倒した。

今季から主将を担う。藤川監督も「キャプテンですから。いい形でゲームが流れましたね」と絶賛。WBCから戻ってまだ2週間足らず。調整の不安も吹き飛ばすプレーの連続だった。