<中日2-5巨人>◇31日◇バンテリンドームナゴヤ
巨人大勢投手(26)が、今季初登板で1回無失点と安定感を見せた。
WBCの影響で調整が遅れていたが、この日から1軍に昇格。3点リードの9回に登板し石川、サノー、木下を3者凡退に抑えた。「緊張感は多少あった。結果的に3人で抑えられたので良かった」と自身の開幕を振り返った。
侍ジャパンでチームメートだった相手先発金丸が6回2失点の力投。「いいピッチングをしてるのを見ていたので、帰ってきてから初先発だと思いますし、今は敵ですけど、数カ月前も数日前まで一緒にやってたメンバーがああいう姿を見せてくれたので、僕も気合は入ったかなと思います」。同郷・兵庫の後輩でもある左腕に刺激を受けた。
2-2の9回表、丸の適時二塁打で3点を勝ち越し、舞い込んできたセーブシチュエーション。同点の場面でも登板する予定だったが「同点でいくより、せっかく9回投げられるので。ライデルがいない間に、クローザーを経験したいと思っていた。丸さん、ナイスバッティング」。守護神・マルティネスが不在の中、野手陣が作ってくれたチャンスをモノにし、昨年7月以来となるセーブを挙げた。
阿部慎之助監督(47)は「これからまた厳しいところで投げてもらわないといけない。今日投げられたというのがすごく良かった」と右腕の合流を喜んだ。大勢は「去年悔しい結果で終わったので、いい結果で終われるように。1試合1試合、目の前の勝負にしっかり準備して、ベストを尽くすだけ」と力を込めた。