<日本ハム9-0ロッテ>◇31日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(54)が初めて本拠開幕戦先発に抜てきした細野晴希投手(24)が、9回128球を投げノーヒットノーランの快投で、今季1勝を引き寄せた。日本ハムのノーヒットノーランは22年のポンセ以来4年ぶりで、エスコンフィールドでは初の快挙となった。
新庄監督の一問一答は以下の通り。
-細野君がノーノー
「(初回先頭の)高部君にフォアボール出して、そのあとの山県君と水野君(のダブルプレー)。山県君の送球もちょっとそれてね、水野君がカバーして。ダブルプレーでこのノーヒット達成できたと思うんで。あとは細野君、ブルペンからめちゃくちゃ緊張してたんですよ。そこまで緊張するかってぐらい緊張してた。彼は緊張したらいいピッチングができるタイプなんで。これからもさらに緊張しまくってね。フォーム変えてまた(良くなった)。9回で150キロ投げてたでしょ。1回と変わらない球速で。今後がほんと楽しみですね」
-どのぐらいのタイミングで監督はいけるかなっていうのはあったんですか
「実は6回から。(本人には)声はかけてない。(投手コーチに)ノーヒットノーランあるから今日はピッチャーはいらないって。それぐらいいいピッチングをしてたんで。1点取られたら柳川君。(今季)1回も投げてないから。でも中11も10も一緒やろって。で、打つ方はね、横尾コーチが『君たちは素晴らしいんだから。才能ある選手ばっかりなんだから、初球の甘いボールはもうしっかり自分のスイングをして、打ちにいきなさい』っていうね、指導をいつもしてくれてるんで、こういう結果。これで(シーズン)300本ペースぐらい?(笑い) 素晴らしかった」
-9回ツーアウトの清宮君の失策はドキっと
「あれ、わざとじゃない(笑い)。守ってる方もたまらんのですよ、これ。ほんとに」
-日本ハムでは22年ポンセ以来のノーヒットノーラン
「なかなか見られるもんじゃないしね。これで僕は監督させてもらって2人目。じゃあ、あと3人ぐらい出そうな気が(笑い)」
-この球場でやるっていうのももちろん
「いや、このノーヒットノーラン(を前にして)のファンのみんなの盛り上がり。みんなわかってくれて。それにこう乗せられたというか、絶対やってやるっていう気持ちがあったと思うから。ポテンヒットだけが怖いから。外野を前にした(笑い)。“(前に)ダイビングしろよ”って言ってましたね(笑い)」
-本拠地開幕戦は他の可能性もあったと思いますけど、そこを細野君にしてるっていうのは、ちょっと期待を込めて
「左バッターがいいバッター多いんで。ちょっと抑えてもらいたいなっていうところはあります」
-試合前にガチガチに緊張していた様子が、試合が始まったらもう全然変わった
「ガチガチでしょ。だからフォアボールになった。で、ダブルプレーでガチガチが取れた。ちょっとしたことがピッチャーの気持ちを変えてくれるんで」
-先発候補が多い中で、ホーム開幕を彼にした要因は
「なんかいいピッチャーなんですよね、僕の中で。コントロールが良くなってから、さらに。速いボールを投げたい投げたい(というスタンス)から、しっかりコントロールを付けるピッチャーに変わってくれたんで。あそこからもうちょっとほれ込みました。ただ、6回になると足がつるルーティンがあるんで、それを乗り越えて」
-今日つってないですよね
「いや、もう多分フォームに変えてから大丈夫じゃない。多分。つったかどうか聞いといてください」
-今季チーム初勝利になって
「雰囲気変えてくれましたよね。明日の北山君がね、また同じ事したら。3人目が大変。プレッシャーがどんどん。いいゲームになってうれしかった。ここからです」