<ヤクルト0-1中日>◇3日◇神宮
ついにヤクルトが今季初めて敗れた。連勝は5で止まり、球団新記録で今季12球団最長の開幕6連勝とはならなかった。
先発は今季開幕投手の吉村貢司郎投手(28)。3月27日のDeNAとの開幕戦から、2登板続けて初回に失点したが粘った。
1死一、二塁から対するは中日4番細川。詰まらせたが打球は一塁手の頭を越え、右翼線付近に落ちて先制を許した。昨季から立ち上がりの失点が多い。
初回はその後1死一、三塁から2者連続三振を奪った。2回以降も得点圏に走者を置く場面はありつつ、追加点は許さず5回6安打2四球6奪三振1失点。先発が試合をつくり続けており、試合前に池山隆寛監督(60)は「大きい」と話していた。
打線は相手先発柳の前に無得点。5回には2死二塁のチャンスをつくり、この日の2軍戦では3打数3安打1本塁打の田中陽翔内野手(19)を代打におくった。ライナー性の鋭い打球を放ったが、相手二塁手の田中がジャンピングキャッチで同点ならず。ここまでの5戦では毎試合得点を入れ平均4得点以上だったが、この日は1点が遠かった。
8回に代打で出た宮本丈内野手(31)が二遊間へ鋭い打球。またも田中の好守備に阻まれたが、ベースを踏んだ後に倒れ込むほどの勢いで駆け抜けた。気概にこたえるようにベンチ前にすぐ出て、池山監督はリクエストを要求。敗れたがむしゃらさ、雰囲気の良さは残っていた。【塚本光】