【ヤクルト】“池山チルドレン”若手躍動 伊藤琉偉同点弾、田中陽翔3安打3打点、鈴木叶2安打

ヤクルト対中日 6回裏終了、選手交代を告げるヤクルト池山監督(撮影・小島史椰)

<ヤクルト11-6中日>◇4日◇神宮

ヤクルトは今季出場機会が増えている、“池山チルドレン”が結果を出した。

プロ3年目の伊藤琉偉内野手(23)が2回に同点ソロを放った。昨季も87試合出場したが今季は逆転2ランの開幕戦から7試合連続スタメン。東農大を中退し野球への思いも消えかけ居酒屋でのアルバイトも経験し、23年5月にBC・新潟(現オイシックス)に練習生で加入した苦労人だ。2年間2軍監督で指導を受けた池山監督のもとで躍動中。「自分が全く打てなかったのを知っているので、こうやって1軍で打てて少しは成長したところを監督に見せられているのかな」と笑みを浮かべた。

今季初先発出場の高卒2年目・田中陽翔内野手(19)は5、6回に2打席連続適時打など3安打3打点。昨季は1年目から6試合に出場し打率3割8厘を記録した。今季は2月の春季キャンプ途中から開幕後も1軍。前日3日は2軍戦で3安打1本塁打で、1軍では5回2死二塁から同戦最初の代打で鋭い打球も好守備に阻まれた。チームは敗戦。池山監督は「昨日の夜一番悔しい思いをしたのは(田中)陽翔やと。思い切って使って良かった。期待に応えてくれた」。アピールを見逃さず指揮官は起用し選手が応えている。

鈴木叶捕手(20)も今季3試合目の先発マスクで2安打。高卒2年目の昨季まで通算4試合出場だった。「やりやすい雰囲気でプレーさせてもらっている。期待にこたえたいなと思ってくらいついて頑張りたい」と燃えた。

3日中日戦では1点ビハインドの9回に広沢を起用した。池山監督は試合前に「1軍に残れるように彼らも必死のアピール。経験あるのみ。予期せぬ状態に陥った時どう自分のプレーを見せるかが大事。人間やから100%状態がいい日が何日くるかわからない。その中で給料をもらいユニホームを着て野球を見せるのが我々」。若手に経験を積ませつつ、7戦6勝と結果を残している。【塚本光】

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