<巨人8-4DeNA>◇4日◇東京ドーム
巨人ドラフト2位の田和廉投手(22)が、緊急登板に応えた。1点ビハインドの4回1死二、三塁。負傷降板のハワードに代わり、マウンドへ。わずか4球で肩を作ったが「心の準備はしていた」と落ち着いて打者と対峙(たいじ)。牧を右飛、度会を149キロ直球で遊ゴロに打ち取った。犠飛で1点こそ失ったが、相手の流れを断ち切り、直後の反撃につなげた。
右腕は何事にも準備を徹底してきた。早大野球部では、入部時に「名前テスト」がある。新入生は先輩のプロフィル情報を記憶し解答。「覚えないといけないことは覚えている」。計100人を超えるが、しっかりと対策し突破した。
入団後は、ジャイアンツタイムに直面。予定時刻の20分前に出発することもある。初めは驚いたがすぐに適応し「早めに行っておけば大丈夫」と30分前集合を習慣づけた。
この日で3試合連続無失点。チームも勝利し「初めて勝った試合で投げられたのはうれしい。明日も投げたいです」と頼もしかった。【北村健龍】