母校に続くぞ! プロ初先発の可能性が浮上していた阪神茨木秀俊投手(21)が6日、今季初めて1軍に合流した。甲子園で行われた投手の指名練習に参加し、他の先発陣と体を動かした。初先発初勝利をかけて、9日のヤクルト戦(甲子園)登板が有力視される。
報道陣に囲まれた4年目右腕は「もう普通に、いつも通りやるだけかなと思います」と少し硬い表情で繰り返した。昨年は中継ぎで1軍デビュー。2試合に登板した。「あの登板が本当に大きかった。どう成長したいかという目標ができた。すべての面で、ちょっとレベルアップしていると思う」。オフには台湾でのウインターリーグにも派遣され、経験値を積んだ。
母校・帝京長岡(新潟)が3月の選抜大会で、春夏通じて初めて甲子園に出場した。自身は3年夏の決勝で日本文理に敗れ、あと1歩届かなかった悲願を後輩たちがかなえてくれた。練習の合間に宿舎を訪れ、試合も観戦した。元日本ハム投手の芝草宇宙監督(56)からも激励された。「本当に刺激をもらえました。自分も頑張ろうと思えた試合でした」と決意を新たにした。
今季は2軍で2試合に先発して防御率0・96。好調をキープした状態で、1軍マウンドに向かうことになりそうだ。帝京長岡のプロ1号で、1軍出場もただ1人。次はプロ初勝利の朗報を届けたい。【柏原誠】
◆茨木秀俊(いばらぎ・ひでとし)2004年(平16)6月8日生まれ、北海道出身。手稲中央小2年から手稲ヤングスターズで野球を始め、3年から投手。帝京長岡(新潟)では1年生夏のからベンチ入り。3年夏の新潟大会で準優勝。22年ドラフト4位で阪神入団。183センチチ、87キロ。右投げ右打ち。ロッテ育成の茨木佑太投手(19)は弟。