【広島】森下暢仁、勝負どころの嗅覚「何が何でもゼロで」時間も球数も使って抑え、流れ引き寄せる

広島対巨人 自撮りで盛り上がる左から広島ファビアン、フェリシアーノ通訳、大盛、森下。中央はスラィリー(撮影・加藤孝規)

<広島5-2巨人>◇7日◇マツダスタジアム

勝負どころの嗅覚が働いた。広島森下は4回に、時間も球数も使った。1イニングで3四球に2盗塁を許し、32球を要した。それでも本塁を踏ませず、試合の流れを変えた。終盤7回に2失点して降板したものの、7回途中2失点で今季初勝利。チームを連勝に導いた。

4回1死二、三塁。無安打でのピンチにも、勝負を焦らなかった。追い込んでいたダルベックにフルカウントとしながら、最後は低め変化球で空を切らせた。週末に本塁打を打っていた大城を四球で歩かせて満塁とするも、佐々木は外角フォークで三邪飛に打ち取った。

今季初登板となった前回3月31日ヤクルト戦は4回に失点を重ね、降板となった。チームの連勝を止め、自身の敗戦から連敗が始まった。「点を取られちゃいけないと思っていたので、何が何でもゼロでという気持ちで行きました」。中継ぎから転向した栗林や岡本が好投を見せていただけに、主戦として結果で示すことにこだわった。

ピンチを切り抜けた直後にファビアンの決勝2ランが飛び出し、主導権を完全に握った。新井監督は「あの粘りがファビのホームランを呼んだんだと思います。あそこの粘りは素晴らしかった」とたたえた。

▽広島ファビアン(4回2死一塁からチーム初安打となる先制2ランに)「何とか1本出そうと、初球からアグレッシブに行った。そこからチームの雰囲気も明るくなった」

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