中日と日本ハムは12日、日本ハム杉浦稔大投手(34)の中日への金銭トレードが成立したことを発表した。
杉浦は「ファイターズファンの皆さん、約9年間、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。地元の球団でプレーできた時間は貴重なものでしたし、マウンドにいる時に聞こえてくるファンの声援が、とても力になりました。チームメートや球団のすべての方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回のトレードは自分にとってチャンスだと思っています。ドラゴンズで一日でも早くチームの戦力となり勝利に貢献できるよう頑
張ります」とコメントした。
リーグ最下位に沈む中日は開幕戦から新外国人のアブレウがぎっくり腰に離脱。勝ちパターンの左腕橋本も脇腹痛で戦線から離れた。10日阪神戦では左脇腹の筋損傷から復帰2試合目だった守護神・松山が4失点と炎上。開幕10試合で救援投手に黒星がつくのは5度目と中継ぎの立て直しが急務だった。
杉浦は国学院大から13年にドラフト1位でヤクルトに入団。17年途中に日本ハムにトレードで移籍した。昨季は18試合に登板して2勝2敗、1ホールド、防御率4・96。今季は1軍登板はないが、2軍戦で中継ぎとして5試合に登板し、1セーブ、防御率0・00の成績を残している。
◆杉浦稔大(すぎうら・としひろ)1992年(平4)2月25日生まれ、北海道・帯広市生まれ。帯広大谷、国学院大を経て、13年ドラフト1位でヤクルト入団。17年7月にトレードで日本ハムに移籍。21年はキャリアハイの56試合に登板。28セーブを挙げた。通算成績は221試合に登板し、29勝29敗、17ホールド、32セーブ、防御率3・81。190センチ、90キロ。右投げ右打ち