【西武】西口監督、3連続四球無死満塁で自滅しかけた甲斐野央をいじり倒す 託しきった理由は?

日本ハム対西武 試合後、選手を出迎える西口監督(撮影・黒川智章)

<日本ハム3-5西武>◇17日◇エスコンフィールド

西武が逆転勝利し、連敗を「3」で止めた。渡辺勇太朗投手(25)にも今季初の白星が付いた。

西口文也監督(53)は「ほんとに甲斐野のおかげでね。連敗止まりました」と強烈にいじった。

2点をリードした8回、2番手の甲斐野央投手(29)の制球が安定せず、3連続四球で無死満塁。勝利投手の権利を手にしていた渡辺は「甲斐野さんが無死満塁にして、終わったと思ったんですけど…」と、これまた強烈にいじった。

そこから水野をフォークで空振り三振に。さらにレイエスを内角158キロで詰まらせ、遊撃源田の好プレーもあり併殺打に。大ピンチを無失点で抜けた。

3連続四球になった時点で、西武ブルペンでは継続して準備している投手がいなかった。水野との対決が始まった段階で、慌てて動き始めるリリーフ投手がいた、という状況だった。

西口監督は甲斐野に託した-、のだろうか。

「そうですね。何とかしてくれるやろう、という思いも込めながら」

そして何とかしてみせて、強心臓で勝った。西口監督は「勇太朗も、なんとか甲斐野のおかげで勝ちを付けてもらえて良かったです」と再度のいじり。甲斐野は笑顔で、きっと内心では痛烈に悔しがりながら、帰りのバスへ向かっていた。【金子真仁】