<阪神7-5中日>◇19日◇甲子園
阪神が今季2度目の同一カード3連勝。中日に対しては開幕6連勝で、1リーグ制時代を含めて史上初となった。
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勝利を呼ぶ男だ。湯浅京己投手(26)がリリーフながら2試合連続で勝利投手。昨季も5月23日に国指定難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復活星をあげ、2日後の同25日には2登板連続白星をあげていた。勝ち運は今季も健在。今季3勝は先発のDeNA東、ヤクルト山野と並んでリーグトップタイとなった。
実は湯浅、勝利投手の権利は14日の巨人戦(甲子園)でもあった。才木が6回2失点でリードを許したまま降板。湯浅が7回表を無失点でつなぎ、直後の7回裏に打線が逆転した。同試合は再び逆転されて白星は幻となったが、ここで勝っていればこの日は4勝目だったことになる。「ホールドやセーブなど何もつかないよりは勝利がつくとうれしいですよ。チームが勝っているということなので」。今季1勝目は10日の中日戦だったが、失点しての勝利投手だったため悔しさが募った。リベンジに燃えていた右腕がこれで4試合連続無失点だ。
難病を克服して完全復活を目指す26年。現在も隙間時間を見つけての治療が続く。コンディションには細心の注意を払い、真摯(しんし)に野球に向き合う。勝ち運は必然かもしれない。【只松憲】