<阪神7-5中日>◇19日◇甲子園
阪神近本光司外野手(31)が今季初の決勝打を放ち、チーム7度目の逆転勝利をもたらした。開幕から中日戦6連勝は、1リーグ制時代を含めて球団史上初となった。
5-5の6回、2死三塁。「湯浅が投げたら点数が取れる。なんとか勝ちにつなげたかった」。4番手の湯浅京己投手(26)が無失点でつないだその裏、中日斎藤の4球目、低め変化球を右前に運んだ。「内野安打でもなんでもいいので、とにかく自分で決めようとせずに、という気持ちでいきました」。好調の後続につなぐ意識がV打となった。
2点を先制された直後の初回は、先頭で遊撃へ内野安打。クリーンアップがかえす理想の形で一挙3得点。取られてもすぐに取り返し、粘った。今カードは前日まで2試合をいずれも1点差で制し、この日はシーソーゲームをものにして3連勝。「チーム一丸となった結果。みんながそれぞれの役割でしっかり仕事できているので僕ももうちょっと頑張りたい」。背番号5はフォアザチームに徹した。
さらに、藤川球児監督(45)の通算100勝にも王手をかけた。今季14勝のうち、7勝が逆転勝ち。この日は近本が逆転の虎を体現した。