<ヤクルト3-1巨人>◇19日◇神宮
ヤクルトの新人・増居翔太投手(25)がプロ初先発で初勝利を挙げた。25年のドラフト4位左腕は3回まで完全投球。4回に1点を失ったが、5回を2安打1失点。打線の援護をもらい、うれしい白星をつかんだ。
試合後、増居はプロ初のお立ち台に立った。投球を振り返り「立ち上がりは難しいところではあると思いますが、相手バッターを見ながら、しっかり落ち着いて投げることができました」と笑みを浮かべた。
4回に先制点を許したその裏、オスナに逆転3ランが飛び出した。増居は「点を取られた後なので、何とか点が入らないかという思いでした。本当に完璧なホームランで、すごくほれぼれするかというか、うれしかったです」と援護弾に感謝した。
ウイニングボールも手にした。「じっくり考えて、大切にしたいと思います」と初勝利の喜びをかみしめた。
新人を援護したのはホセ・オスナ内野手(33)。4回1死一、二塁で巨人先発井上のカットボールを豪快に左翼中段に持っていった。開幕4戦目の3月31日広島戦以来、16試合ぶりの1発。「完璧に捉えることができました。ヒサシブリネ」とコメントした。
6回以降は小刻みな継投で巨人の反撃を抑え、最後は新外国人ホセ・キハダ投手(30)がピシャリ。NPB初登板から8試合連続でセーブを挙げ、プロ野球新記録をつくった。22年巨人大勢がつくった初登板から7試合連続セーブのプロ野球記録に並んでいた。
2週続けて巨人に勝ち越し、首位をキープした。
◆増居翔太(ますい・しょうた)2000年(平12)5月25日生まれ、滋賀県彦根市出身。彦根東では甲子園2度出場。慶大でリーグ戦通算17勝2敗、防御率2・32。ベストナイン2度。トヨタ自動車では24年の日本選手権で優勝に貢献し、MVP受賞。25年ドラフト4位でヤクルト入団。4月12日巨人戦で初登板。今季推定年俸1000万円。173センチ、74キロ。左投げ左打ち。