日本野球機構(NPB)は20日、侍ジャパンの井端弘和監督(50)の契約満了に伴う退任を発表した。2026年のWBCでは大会連覇を逃し、指揮官としての責任を取る形となった。
23年9月に監督に就任。同年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップで優勝。24年3月の欧州選抜との強化試合では大学生4人を抜擢(ばってき)し臨んだ。同年11月のプレミア12は準優勝だった。
今年3月のWBCは、史上最多8人のメジャーリーガーを招集。東京ドームで行われた1次ラウンドは圧勝したが、米国に舞台を移した初戦、準々決勝でベネズエラに敗れた。日本としては、大会史上最も早い敗退だった。試合後、自ら退任の意向を示していた。
U15代表の監督も務め、子どもたちへの野球教室にも積極的に参加。世代を超えた野球振興・発展に尽力した。
NPBは「目標としていた大会連覇を果たすことはできませんでしたが、『侍ジャパン』が掲げる、プロ・アマが結束して、すべての世代が世界最強を目指すことを体現してくれた監督であり、今後の『侍ジャパン』に大きな財産を残してくれました。井端弘和監督には、今後も『侍ジャパン』の野球振興・発展に協力していただきます」とした。
次期監督については決まり次第、発表される。
井端監督のコメント全文は以下の通り。
「まず、これまで関わってくださった選手、スタッフの皆さん、NPB12球団やアマチュア関係団体の皆さまには、様々な面で支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。日本代表を通じて1人の野球人として多くのことを学ばせていただきました。WBCでは思うような結果を残せず、皆さんの期待に応えられませんでしたが、選手たちは強豪国相手に精いっぱい戦ってくれました。勝たせることができなかったのは私の責任です。私は退任となりますが、今後もプレミア12、オリンピック、WBCと国際大会が控えています。侍ジャパンには日本野球発展のためにも、引き続き挑戦を続けてもらいたいと思います。私も日本野球発展のために、自分ができる活動を続けてまいります。最後に応援してくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。侍ジャパン、日本球界への温かい応援を今後ともお願いします」