【ソフトバンク】周東佑京「村松さんの盗塁の個数は超えていきたい」背番号23の先輩超えを誓う

ソフトバンク対オリックス 5回裏ソフトバンク1死一塁、打者中村晃のとき一塁走者周東(下)は盗塁成功(2026年4月18日撮影)

ソフトバンク周東佑京外野手(30)が、今季中に背番号23の先輩で慕っている村松有人野手チーフコーチ(53)が現役時代に記録した270盗塁を超えることを誓った。19日オリックス戦で今季4個目を決め、現在の通算は234盗塁。21日からは敵地ベルーナドームで西武との3連戦。打撃の状態も上がってきた周東が、快足を生かし首位をキープする。

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開幕から20試合、ようやくパ5球団とひとまわり対戦した。18、19日オリックス戦で2試合続けて盗塁を決めた周東はここまで4盗塁。「4月、5月はデータ収集している感じ。毎年走ってないんで、ここから」と、今は相手投手のクイック、捕手の肩など今季の生の情報を肌で感じ、頭に入れている状況のようだ。今季から大きくなったベースに関しても「何も変わらない」といい、これからシーズンが進むにつれて、盗塁数を増やしていく。

通算234盗塁となり、250盗塁も見えてきた。だが、その先にある270盗塁超えに意味がある。村松コーチの通算盗塁数だ。「村松さんの盗塁の個数は超えていきたい。今シーズン中に」と誓った。村松コーチには、支配下登録され1軍にあがった19年から指導を受けてきた。

村松コーチは現役時は外野手として活躍。ダイエー時代の96年には58盗塁で盗塁王を獲得。周東のシーズン自己最多20年の50盗塁を上回る。同コーチは「軽く抜かれると思いますよ。僕の盗塁タイムは3・25秒だけど周東は3・1秒。その差ってけっこう大きいんですよ」と笑いながらも周東のすごさを教えてくれた。

周東は「足の速さでは勝っていますけど、通算の成績見たら全然負けている。打撃でも3割を超えた年もあるし、打撃もけがした時のケアとかもいろいろ聞いている。すごく尊敬しています」と、頼りにしている。開幕から打撃の調子が上がらない時も、相談をしたという。打順が1番に戻った16日楽天戦から4試合連続安打中と打撃も上り調子。打てば走るチャンスも増えてくる。自身初の打率3割を超えれば、そこでも村松コーチとまたひとつ肩を並べることとなる。背番号23を受け継ぐ周東が、新たな伝説をつくっていく。【石橋隆雄】