<巨人2-1中日>◇21日◇長野オリンピックスタジアム
巨人がアクシデントに見舞われた中での一戦を勝ちきった。
試合前練習で、開幕から全試合で3番遊撃でスタメン出場していた泉口友汰内野手(26)が顔面に打球を受け、救急車で病院に運ばれた。脳振とう、顔面打撲、口腔(こうくう)内裂創と診断され、登録を抹消されていた。チームに動揺が走ってもおかしくない状況でのプレーボールとなった。
試合を決めたのは若手選手たちだった。1点ビハインドの7回裏、泉口に代わり遊撃に入っていたドラフト5位ルーキーの小浜佑斗内野手(24)が一塁へのヘッドスライディングで内野安打として好機を広げると、無死二、三塁で打席に立ったのは平山功太内野手(22)。今月6日に支配下登録。8日から1軍に昇格した新星が、中日先発金丸から2点適時打を放ち、終盤に逆転を呼び込んだ。
楽天から移籍後3度目の先発となった則本昂大投手(35)は、5回10安打1失点と粘りに粘る投球。初勝利はならずも、流れを相手に渡さなかった。
試合後の阿部慎之助監督の一問一答は以下。
◇ ◇ ◇
-試合前に心配なアクシデントがあった中での、若手の力での逆転勝利となりました。どう振り返りますか。
本当ね、素晴らしいゲームだったんじゃないかなと思います。
-今日は非常に「初物」が多かった試合でもありました。今後またいい流れのきっかけになるのでは
そうですね、良かった人も悪かった人もね、明日からも試合があるので。今日悔しい思いをした人だったり、うれしい思いをした人もね、いい糧にして明日以降につなげてほしいなと思います。
-言える範囲で構わないですが、泉口選手のその後の状態は
脳震盪の診断を受けましたんで、多少ちょっと時間がかかるかなとありますんで。その分ね、若い選手にチャンスが来たと思って、頑張ってもらいたいなと思います。
-明日の前橋での一戦に向けても一言お願いします
とにかく今日もね、反省点はいくつか出たと思いますので、そこをしっかり修正して、明日ね、迎えてほしいなと思います。
-平山選手が決勝打
そうだね。前に飛ばせたっていうね。あそこがやっぱ大事ですよね
-7回の小浜選手の打席はバスターエンドランですか
そうですね。もう勝負かけて。それに応えてね、いい仕事してくれましたね。
-則本投手も粘りました
不運な当たりがかなり多かったんだけど。本当粘って粘ってっていうね。「ああ、こういう試合もあるんだな」っていうのはね、考えさせられました。
-則本投手はバントを三塁線に転がして初安打も出ました
素晴らしい。いったのか狙ったのかわかんないですけど。
-気持ちをつくるの難しい試合だったと思います。若手の奮起について
まあまだまだ、これからが競争だし勉強だし、そうだと思ってます。