【ヤクルト】池山監督の切り替えの早さが奏功 脈々と受け継がれるスワローズの気風とは

広島対ヤクルト 広島に連勝したヤクルトナインを迎える池山隆寛監督(撮影・加藤孝規)

<広島0-2ヤクルト>◇23日◇マツダスタジアム

ヤクルトが連勝し12球団最速で貯金10とした。最速は池山隆寛監督(60)が現役時代で日本一の97年以来29年ぶり。

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ヤクルトは池山監督の切り替えの早さが好成績につながっている。勝っても負けても試合後はすぐに頭を切り替える。現役時代から変わらないことだ。

「選手の時はより(そうだった)。僕らの時代もそうですけど、ヤクルトの選手はそういうふうにやっていっていた。年代年代で試合後は変わっていた。サッカーゲームがはやった時はやったり将棋がはやってきた時はやったり。試合後勝っても負けてもすぐ1回お願いしますとやって、お風呂に入って帰っていた」

指揮官として今の現役選手にも暗くなってほしくない。今季はここまで連敗が1度しかなく最長2。唯一連敗となった際の2敗目の10日巨人戦後、池山監督はコーチ陣に「我々が暗くなったら選手もね」と伝えた。ズルズルいかないためにも監督、コーチ、選手と明るさを伝播(でんぱ)。「選手も選手でロッカールームで音楽が聞こえる。そういう点は安心して1試合1試合臨んでいるんだなと。勝てばよりボリュームが大きい音楽が聞こえてくる。いい光景だなと思って見ている」と目尻を下げた。

いつでもベンチは明るい。17日巨人戦で2-8と完敗した後も「雰囲気は暗くならないように」と話していた指揮官。明るさは失わず勝っても負けてもすぐに次戦に目を向け、セ界の頂点に導きたい。【塚本光】

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