【とっておきメモ】巨人岸田行倫の復調きっかけは“大将”のひと言?「バットの軌道や出し方を」

DeNA対巨人 4回表巨人1死二塁、適時打を放つ岸田行倫(撮影・増田悦実)

<DeNA1-4巨人>◇26日◇横浜

巨人が接戦を制し、連勝した。2回2死、平山功太内野手(22)が中越え二塁打を放ち好機をつくると、小浜佑斗内野手(24)の二塁への適時内野安打で先制に成功した。1点リードの4回、1死二塁から5番岸田行倫捕手(29)が左前適時打を放つと、8回にはボビー・ダルベック内野手(30)の犠飛、小浜の押し出し四球で追加点をあげた。

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復調のきっかけは“大将”のひと言だったかもしれない。巨人岸田が思い切って聞いた。14日の甲子園。テレビ解説で球場を訪れた中田翔氏(37)と身ぶりを交えて打撃論をかわした。

23年まで巨人でチームメートだった大先輩にどんなアドバイスをもらったのか。詳細を多くは語らなかったが「バットの出し方や軌道を教えてもらいました。(中田氏と)感覚が似ているかなという部分もあって」と説明した。今季から主将を任されたものの、開幕直後から打席で思うような数字を残せておらず。1つのきっかけとして頼ったのが中田氏だった。

バットの軌道を垂直(縦)に使う「縦ぶり」の打撃理論なども理解しつつ、「僕はそういう意識はしたことがない。トップから最短距離を意識すると結果的にレベルスイングになるイメージです」と培ってきた感覚がある。周りからのアドバイスも聞きながら、昨季はバットを極端に短く持って打率2割9分3厘、OPS・772の好成績を残していた。今季は試行錯誤を続けながら、この日は4回1死二塁、DeNA石田裕のシンカーに食らいついて左前適時打。2試合連続安打、2試合連続打点とした。もがき続ける主将のバットが少しずつ本来の輝きを取り戻しつつある。【小早川宗一郎】

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