<阪神1-0広島>◇26日◇甲子園
阪神佐藤輝明外野手(27)が貫禄の“ムーンV弾”を決めた。0-0で迎えた4回先頭の第2打席。1ストライクからの2球目、先発栗林が投じた真ん中高め直球を力強く仕留めた。
「いい風も吹いていた。しっかり振り抜けた」
打球速度174キロ、角度39度。高々と舞い上がったムーンショットは、右中間スタンドの最前列で弾んだ。やや上がり過ぎたため、右飛かと思われたが、この日は浜風とは逆の追い風。今季6号は、S22年5月S27日のロッテ戦(ZOZOマリン)の9回に益田から放って以来2度目の1-0決勝弾となった。
16日の本拠地巨人戦で田中将から放った1発は打球角度は37度だった。本塁打の打球としてはかなりの高弾道だが、この日はさらに上回る高さ。虎の主砲の怪力ぶりは底が知れない。
4番が打って連敗を2で止め、藤川監督に通算100勝目を贈った。佐藤は「(藤川監督は)常に見てくれているし、引っ張っていってくれるのでね。もっと積み重ねていけるように僕たちが頑張りたい」と決意を新たにした。今季はここまで打率3割8分2厘、23打点で打撃2冠を快走中。リーグ連覇へ、背番号8が打線のど真ん中にどっしりと座り続ける。【佐藤究】