【阪神】おかえり大山悠輔「4番」で新打線けん引 適時二塁打&5号ソロ「出られず迷惑かけた」

ヤクルト対阪神 8回表阪神2死、ソロ本塁打を放つ大山悠輔。投手拓也(撮影・宮地輝)

<ヤクルト0-10阪神>◇12日◇神宮

阪神大山悠輔内野手(31)が3試合ぶりの復帰戦を自らの快打で飾った。初回、高寺の先頭打者アーチに続いて1死一塁で打席へ。アクシデントで緊急登板した小沢のスライダーを強くたたいて中越え二塁打。佐藤を迎え入れた。

「初回からいい攻撃ができたと思う。1点で終わらずに追加点が取れてよかった。テルもよく走ってくれました」と振り返った。

死球や守備での接触などが重なり、コンディションを配慮されて2試合を休んだ。「本人は出たがっていた」と藤川監督は大山の責任感の強さを口にしていたが、出たい気持ちは我慢。休日も含めて3日間、心技体の調整に努めた。

8回には阪神ファンがひしめく左翼席へ、高々と打ち上げる5号ソロ。完全復活を高らかに告げた。グラウンドを歩いて引き揚げる際は、一番と言っていい大歓声が響いた。「チームが勝ったのが一番。それまで試合に出られず、迷惑をかけていたので、そういう意味では勝利に貢献できたので良かったなと思います。また明日しっかり頑張りたいと思います」。大山の存在はただのプラス1ではない。それを証明するような試合だった。【柏原誠】

▼この日の阪神は高寺が先頭打者本塁打、嶋村が代打本塁打、森下が満塁本塁打をマーク。同一試合で先頭打者、代打、満塁の3種類の本塁打を記録したのは、54年4月28日巨人(先頭・与那嶺、満塁・南村、代打・柏枝)74年5月10日巨人(先頭・高田、満塁・矢沢、代打・柳田)03年5月2日近鉄(先頭・大村、満塁・大村、代打・益田)に次いでプロ野球4度目。03年の近鉄は3種の本塁打に加え、ローズのサヨナラ本塁打も飛び出している。

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