<巨人5-3広島>◇12日◇岐阜
巨人が今季初のサヨナラ勝ちで、4試合ぶりに貯金生活に入った。同点の9回無死一塁、佐々木俊輔外野手(26)が2ランを右翼席に突き刺し、試合を決めた。「あまり本塁打を打ち慣れていないので、ちょっとヒヤっとしましたけど、『頼む、入ってくれ』と思いながら走っていました。最高です」と自身初のサヨナラ打を振り返った。
打席を待っている時に、阿部慎之助監督(47)からの伝令が来た。「バントはないよ」。気持ちが乗った。「思い切っていこう」。広島中崎の初球を勢いよく振り抜いた。白球は岐阜の夜空を大きく舞った。今季は対左は1割5分と苦戦していたが、左腕の床田が先発でもスタメンに起用してもらった。「すごい意気に感じた」と、7回にも同点の足掛かりとなる二塁打も放っていた。
今季2度目の登板となった先発の戸郷翔征投手(26)は5回6安打3失点で初勝利はならず。2-2の5回2死から広島4番坂倉に右翼席へ運ばれる痛恨の1発を浴びた。思わず帽子を取って天を仰ぎ、「ずっと失点してる。そこはやっぱり気になりますし、納得できない」と反省した。阿部監督は右腕について「今日なんとか勝たせてあげたかったんですけど、また考えて。頑張ってもらいます」と言及した。