【阪神】ルール熟知、冷静さ光る伏見寅威 サンタナの大きなフォロースルー「当たりました」

ヤクルト対阪神 6回裏ヤクルト2死一塁、マウンドで話しをする阪神西勇輝(左)と伏見寅威(撮影・清水貴仁)

<ヤクルト-阪神>◇13日◇神宮

阪神伏見寅威捕手(36)が冷静なパフォーマンスでチームを支えている。

先発する高橋遥人投手(30)とは今季、全5試合でバッテリーを組んで4勝。そのすべてが完封勝ちという離れ業。4連続完封がかかった今回も、スタメンマスクが有力視される。

前日12日のヤクルト戦では西勇輝投手(35)と組んで6回無失点に導いた。「ナイスピッチング。いいバッテリーになってきている感覚」。4投手と組んでヤクルトを零封した。

この試合でベテランらしい一幕があった。ピンチになりそうだった8回の守備。1死一塁で2ボールからドミンゴ・サンタナ外野手(33)がワンバウンドを空振り。伏見は後逸し、一塁走者は二塁進塁。工藤泰成投手(24)に暴投がついた。

だが、ボールを拾って戻ってきた伏見は自分の左肩を差し示し、球審に「スイングが当たりました」とアピール。球審が審判団を集めて協議した結果、「スイングの余勢が捕手に当たりました。走者を一塁に戻します」と場内にアナウンスされた。サンタナの大きなフォロースルーが、伏見の左肩あたりに当たっていた。

規則通り、ボールデッドとなり、進塁は無効になった。工藤はこの回無失点に抑えた。

また伏見はこの試合、打者の大きなフォロースルーを頭を下げて避けるなど、故障回避も意識しながらの好リードとなった。

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