オリックスにまた故障離脱者が出た。球団は15日、リハビリ中の山下舜平大投手(23)が米国の病院で右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことを発表した。
同投手は20年に福岡大大濠からドラフト1位でオリックスに入団し、3年目の23年には16試合に登板し9勝3敗、防御率1・61で新人王を獲得。しかし、腰の故障に悩まされ、昨季は4試合登板に終わった。昨オフから腰に負担の少ないフォームを模索。自身2度目の開幕投手も視野に春季キャンプでは新フォームで調整してきた。オープン戦では2試合に登板し防御率2・53の成績を残したが、3月20日の阪神戦(京セラドーム大阪)で登板を回避。右肘のコンディション不良から1軍を離れ、リハビリを続けていた。
球団幹部は、「腰に負担のない投げ方に取り組んでいたが、(新フォームは)肘に負担がかかる投げ方だった」と話す。今季中の復帰は絶望となった。
3年連続での開幕投手を務めたエース宮城大弥投手(24)が左肘内側側副靱帯損傷でリタイア。野手でも頓宮、杉本らが出遅れ、大城、広岡が開幕後に戦列を離脱。4月下旬から単独首位を守るチームが、また試練に見舞われた。