【とっておきメモ】ロッテ横山陸人“5月病”乗り越え3戦連続S 磨いたインコースが新たな武器

ロッテ対オリックス 力投するロッテ横山陸人(撮影・野上伸悟)

ロッテ横山陸人投手(24)が、“5月病”を乗り越え、3連投で3試合連続セーブをマークした。9回に登板すると、危なげなく三者凡退。リーグトップタイの12セーブ目を挙げた。

横山にとって、5月は鬼門だった。「ここ2、3年、毎年5月病みたいな感じで、5月に1軍にいなかった。今年はそれをなくして、年間通していきたい」と話していた。

中8日で登板した8日は敗戦投手となったものの、以降は4試合連続でセーブ。苦手としてきた5月を乗り越えつつある。

進化を支えているのは、昨季から磨いてきたインコース。「中継ぎは1イニング勝負なので、デッドボール1つが大きな失点につながる。だから以前は、無理に内角を攻めるより、外角に強い球を投げ込むことを考えていました」。意識が変わったのは、昨年経験した先発調整だった。同年5月22日のオリックス戦で、5回無失点でプロ6年目にして先発初勝利。長いイニングを投げ抜くためには、インコースへの投球が必要不可欠。試行錯誤を重ねる中で、自信も深まった。「バッターとの対戦も年々増えてきて、外しかないってわかったらやっぱり踏み込まれますし。インコース投げられるようになったのは1個武器かなとは思います」。新たな武器を手に入れた若き守護神が、苦手だった5月を乗り越え、存在感はさらに増している。【星夏穂】