【楽天】支配下昇格の金子京介「もっと頑張らなきゃ」4月に手応え、ファームで打撃2冠争う

ファームで本塁打を放つ楽天金子京介(2026年4月撮影)

<犬鷲通信:ファーム選手の現在地>

楽天のファーム選手の現在地をリポートする「犬鷲通信」。第2回は、昨年の育成ドラフト4位で入団し、15日に支配下選手登録を勝ち取った金子京介内野手(22)が飛躍を誓った。

ロマン砲がファームで頭角を現した。ファーム東地区で17日現在、7本塁打は9本塁打のウォーカー(オイシックス)とエドポロ・ケイン(日本ハム)を2差で追う3位。23打点はウォーカーと並ぶ1位。打撃2冠を争っている。「打率は低いんですけど(2割2分8厘)、芯で当たったらいい角度で上がるようになってきたので、4月になってから手応えを感じられるようになりました」と自信をつかみつつある。

盛岡大付(岩手)では高校通算58本塁打を放ち、神奈川大では公式戦通算12本塁打。昨春の神奈川大学リーグでは打点王に輝いた。プロの世界に舞台を移し、最初は速球や球のキレに苦戦。それでも「目が慣れてきたって感じですね」と、順応してきた。一時、1割台だった打率も2割台を回復した。

日本海リーグ本塁打王の称号を引っさげ、同期入団した育成2位・大坪梓恩外野手(22=日本海L石川)も刺激になる存在。「憧れていて、フルスイングを参考にしています」と、チーム内でも高め合っている。

ひげを蓄えたワイルドな風貌(ふうぼう)に反して、ピンクの防具を装着。大の乃木坂46ファンを公言するが、打席での登場曲は広瀬香美の「DEAR...again」だ。「なんとなくですけど、しっかり心を落ち着かせるためですかね」と選曲理由を語った。

ルーキーイヤーから好スタートを切り、晴れて支配下に昇格。「うれしい気持ちともっと頑張らなきゃいけないという気持ちです。ここまで関わってくれた皆さんには感謝しかありません。1軍でホームランを打てるように頑張ります」。

背番号も「134」から「98」に変わり、自慢の長打力を磨いていく。【高橋香奈】

◆金子京介(かねこ・きょうすけ)2004年(平16)1月18日生まれ、東京都多摩市出身。小2から多摩バーズで野球を始め、和田中時代は町田ボーイズでプレー。盛岡大付では2年秋からベンチ入り。高校通算58本塁打。神奈川大では4年春にリーグ打点王。25年ドラフト育成4位で楽天に入団。26年5月15日に支配下選手登録。186センチ、100キロ。右投げ右打ち。