国学院大が6季ぶり5度目Vへ王手 大谷汰一「打った瞬間、行ったな」延長10回サヨナラ3ラン

東都大学野球 青学大対国学院大 タイブレーク10回裏国学院大2死一、二塁、大谷汰一はサヨナラ本塁打を放ちガッツポーズする(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:国学院大4-1青学大>◇第5週第1日◇19日◇神宮

国学院大がタイブレークの延長10回2死一、二塁で、大谷汰一外野手(2年=天理)が右翼へのサヨナラ3ランを放った。2回には石野蓮授外野手(3年=報徳学園)が左越えソロで先制。リーグのシーズン最多本塁打記録を20本塁打に伸ばし、6季ぶり5度目の優勝へ王手をかけた。亜大は中盤の逆転勝利。中大は東洋大に先勝した。

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狙い定めた1球を完璧に捉えた。大谷は「打った瞬間の弾道的に、(スタンドに)行ったな、と思いました」。ガッツポーズを掲げる確信本塁打。今季3号は人生初の劇的サヨナラ本塁打になった。

それまでの打席は2三振に右飛と、青学大の好投手・鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)に完璧に抑えられていたが、あきらめてはいなかった。「絶対にやり返す」と心に決め打席に入った。

延長10回タイブレークも頭は冷静だった。「(前の打席までの)初球は真っすぐかフォークだった。対応できるように狙いを絞っていた」。少し浮いてきた初球のフォークをフルスイングした。

チームは4月16日から7試合連続で、2本塁打を記録して青学大に先勝。20日は勝ち点5の完全優勝をかけて戦う。鳥山泰孝監督(50)は「明日は優勝よりも、青学大に勝つことに集中する。どこかのチームがやらなければいけない使命だから」。青学大のリーグ初の7連覇を止める。その強い気持ちをこの1勝に込めた。

▽青学大・安藤寧則監督「ここというところでチャンスをものにできなかった。鈴木もツメの甘さがある。勝てる投手にはまだなりきれていない。この経験、体験を明日に生かしたい」