<東都大学野球:国学院大6-1青学大>◇第5週第2日◇20日◇神宮
青学大が史上初の7連覇を逃した。
勝ち点を挙げたチームが優勝となる国学院大との直接対決に連敗し、勝ち点を落とした。23年春から6季連続で守っていた王者の地位を譲る形となった。
互いに4回まで無得点と膠着(こうちゃく)していたが、先発の田端竜也投手(2年=九州国際大付)が5回につかまった。1死満塁から右前に2点適時打を浴び先制を許した。マウンドを引き継いだ盛田智矢投手(3年=報徳学園)も踏ん張れなかった。高校時代の同級生の石野蓮授外野手(3年=報徳学園)に左中間越え満塁ホームランを献上し、頼みの投手陣が一挙6点を失った。6回にはドラフト候補に挙がる渡部海捕手(4年=智弁和歌山)のタイムリーで1点を返したが、イニングが進むにつれ大量失点が重くのしかかった。
「戦国東都」と呼ばれるリーグにおいて、近年の青学大の力は絶大だった。安藤寧則監督(49)の下で全国から少数精鋭の猛者たちが集い、23年には常広羽也斗投手(広島)、下村海翔投手(阪神)、24年は西川史礁外野手(ロッテ)、佐々木泰内野手(広島)、25年には中西聖輝投手(中日)、小田康一郎内野手(DeNA)と3年連続で複数の選手がドラフト指名を受けた。
常勝軍団を築き、昨年には史上3校目となるリーグ6連覇と明治神宮大会2連覇を達成。今年も渡部主将やエース鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)が残った。リーグ連覇はおろか24年に続く大学4冠も視野に入る充実の陣容だったが、虎視眈々(こしたんたん)と優勝を狙う国学院大に阻まれた。