ソフトバンクが日本ハムに10-0と快勝し、今季同カードは6戦全勝。チームの連敗も2でストップした。先発陣が総崩れの中、今季初登板初先発の前田純投手(25)が、5回2安打無失点で今季初勝利を挙げた。
この日の最速は143キロも、189センチの長身からホップ成分強めの伸びる直球と同じ腕の振りからの独特な軌道のチェンジアップで日本ハム打線を翻弄(ほんろう)。「テンポよく走者もためず、ムダな四球とかもなく本当によかった。ゲッツー取れて乗れました」。初回、先頭の水野に中前打を許したが続く万波をチェンジアップで投ゴロ併殺で波に乗った。6つの三振は、見逃し三振の4回の郡司(直球)をのぞき空振り三振はすべてチェンジアップで奪った。
昨年の左ひじ痛の影響で出遅れた。2軍では防御率2・34も0勝3敗だった。この日初めて山本祐大捕手(27)とバッテリーを組んだ。DeNAから移籍してきたばかり。会うのも会話するのも初めてだったが持ち味を引き出してもらい、打っても4打点をと援護してもらった。お立ち台では「祐大さんのおかげ」と感謝。小久保裕紀監督(54)も「予想以上の投球だった」と絶賛。就任3年目の指揮官はこれで通算199勝とし、200勝へ王手をかけた。