<西武1-5オリックス>◇22日◇ベルーナドーム
頼れる男が岸田護監督(45)に監督100勝目を贈った。オリックスが首位攻防の第1ラウンドを制し、2位西武と1・5ゲーム差とした。3番森友哉捕手(30)が初回1死二塁で西武隅田から中前へ先制打。「なんとか先制点を取ることができて良かった」とフォークをうまく拾った。3回に左前打、9回には2死一、二塁から右越えの2点適時二塁打と3安打3打点の活躍だった。
チームは緊急事態だ。20日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で右ふくらはぎに死球を受けた4番太田が出場選手登録を抹消された。今月に入って宮城、山下の両投手がひじを手術。20日には広岡が腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア摘出術を受けたばかりで主力の故障が続出している。この日はプロ12年目の宗が自身初の4番に座る急造打線。そんな中で強打の3番が打線をけん引した。
就任2年目の岸田護監督(45)にとっては監督通算100勝目。岸田監督自身は「僕の100勝っていうよりはチームが勝ったことが良かった」と意に介さないが、森友は「ドッシリとしていてダメなときも声をかけてくれる。心強い存在」と指揮官の区切りの勝利にうれしそうだった。