阪神下村海翔投手(24)がトミー・ジョン手術からの長いリハビリ生活を乗り越え、ついに実戦デビューを飾った。ファーム・リーグのオリックス戦(SGL)の8回に登板し、24球を投げ1安打2四死球1失点。「入団してから2年半でようやくまたマウンドに戻ってこられたんで、すごくほっとしてるのと、いろんな人に支えられてきたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。
先頭は三ゴロに仕留めるも、後続に対して死球、右前打で一、三塁。さらに四球で1死満塁のピンチを招くと、4番杉本裕太郎外野手(35)の打席で初球を暴投し失点。それでも後続を遊ゴロ2つで抑え、最少失点で切り抜けた。最速は152キロを記録した。
投手交代で下村のアナウンスが流れると、23年ドラフト1位右腕の登場で球場は大歓声に包まれた。「想像以上の歓声があってうれしかった。待ってくださっていたファンの方々には本当に感謝しかない」。応援に駆けつけた家族や親戚も良い姿を見せることができ、大きな一歩を踏み出した。