<西武4-1オリックス>◇23日◇ベルーナドーム
西武が首位オリックスに勝利し、再び0・5ゲーム差に詰めた。本拠地初勝利を目指した先発の佐藤爽投手(23)は5回途中で降板し、勝利投手とはならずも力投。佐藤爽をリリーフした上田大河投手(24)がプロ3年目にしてうれしい初勝利を手にした。
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上田がようやく1軍で初勝利を挙げた。
「長かったですね。長かったです」
しみじみ話す。ドラフト2位の即戦力右腕として入団し、何度も先発マウンドを任されながら、白星は遠かった。「いや、もう本当に長かったです。本当にもう1勝…1勝って数字は1なんですけど、この1勝は本当に重いというか、普通の1勝とは違うものだなと思います」と話す。
出力が上がらず、ボールもシュート回転が多い。アストロズへ移籍した今井からも学びながら、フォームを見直し。「打者が嫌がる球が増えてきた感じはあります」と手応えを少し感じるプロ3年目だ。
とはいえ先発候補として入団し、期待され、自身も本来はそこが目指す場所。この日も佐藤爽投手(23)から4回1死でマウンドを譲り受け、適時打を浴びた上で勝利投手になっている。お立ち台にも声がかからなかった。
「1点取られてる場合じゃないっていう、球団からの思いです。自分が悪いです」
いつか先発投手としてお立ち台に-。今は任された仕事に全力で挑む。