【巨人】橋上秀樹監督代行初戦「切り替えて前を向いて、目の前の試合を全力で」阿部監督電撃辞任

巨人対ソフトバンク 阿部慎之助監督の辞任を受け、試合前に会見する巨人橋上秀樹監督代行(撮影・野上伸悟)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人-ソフトバンク>◇26日◇東京ドーム

東京ドームは普段とは異なる独特な雰囲気だった。前日25日の夜に巨人阿部慎之助監督(47)監督が逮捕され、釈放をへてこの日に辞任が発表された。

衝撃の余波は残ったまま。スタメン発表の演出映像には同監督の姿が映し出されるも、ポスターやプロデュース弁当は急きょ撤去された。

この日からは橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が監督代行に就任。やや戸惑いながらもメンバー表をソフトバンク小久保監督と交換すると、オレンジに染まったスタンドから温かい拍手で迎えられた。突然の初陣となったが、ミーティングではナインに「切り替えて、前を向いて、目の前の試合を全力でみんなで勝ちにいきましょう!」とプレーに集中する大事さを強調した。先発の則本昂大投手(35)が3回に3被弾など主導権を握れずも、急転直下で決まった役割を全うした。

前夜に山口オーナーから「最後までというつもりで受けていただきたい」とシーズン終了までを託された。阿部監督とは同郷の千葉出身で安田学園の直属の先輩後輩という縁もあり、関係も深かった。現役時代にはヤクルトで野村克也さんのID野球を仕込まれていた。

巨人でプレー経験のない監督は球団史上初めて。「まだ100試合ぐらい残ってますし、たくさん応援してくれてる方もいらっしゃる。その方たちに対しても恥じないように、できることを精いっぱいやって、一つでも勝てるように頑張りたい」と目の前に集中する姿勢を示した。【小早川宗一郎】

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