<日本生命セ・パ交流戦:阪神0-4日本ハム>◇26日◇甲子園
日本ハム新庄剛志監督(54)が、監督通算300勝に到達した。26日、「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。初戦でセ・リーグで首位争いする古巣の阪神と対戦し、フランミル・レイエス外野手(30)の9号ソロで先制し、エース伊藤大海投手(28)が130球の熱投で今季初完封。チームの連敗を3で止め、ハーラー単独トップの6勝目を挙げた。5年目の新庄監督は、パフォーマンスも封印し、交流戦での巻き返しを狙う。
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他人のメモリアルはとても大事にするが、自分の記録などに関しては、まるで興味がないのが新庄監督だ。4月17日、ルーキー大塚が初打席初安打を放つと、ベンチ前に飛びだし、二塁上の大塚に向かって何度も両手を突き上げ歓喜した。
「プロ人生のスタートだから」と、どの選手でも初安打、初本塁打、初勝利など記念になるボールの回収役を、買って出る。半面、自分の節目や記録などの質問には「いや、その話はもういい。興味ない」と一蹴。違う話題を求める。
就任1年目の22年9月17日ロッテ戦前、札幌ドームで他のOB選手らとメモリアルピッチセレモニーを行った直後、ゴールデングラブ賞でもらった黄金グラブをスタンドに投げ入れた。なかなかもらえない貴重な“勲章”も「僕は執着がない。(トロフィーなども)なんにもない。どこにあるかもわからない。興味がない。喜んでもらえる方が、すごくうれしい」。ゴールデングラブ賞のグラブも、既に9個を人にあげてしまい、それが最後の10個目だった。300勝のボールも「もらってない。もらったらスタンドに投げるよ。間違いない」。足跡を振り返らない。そんな人だ。【永野高輔】
▼新庄監督が監督通算300勝を達成した。通算成績は300勝302敗15分け。日本ハムで300勝以上は栗山監督684勝、大沢監督631勝、水原監督526勝、ヒルマン監督349勝、上田監督310勝、梨田監督301勝に次いで7人目。過去の6人は日本ハムでプレーしておらず、選手でも在籍したOB監督では初の300勝。