<日本生命セ・パ交流戦:西武2-1ヤクルト>◇26日◇神宮
西武佐藤隼輔投手(26)が緊迫の場面で堂々と投げ込み、プロ初セーブをマークした。
「こういうイレギュラーな形ですけど、素直にうれしいです」
延長11回、5番手上田が2死一、二塁としたところで「もう、腹くくって」とマウンドへ。打者は代打中村。「(バッテリーで話して)アウトコースまっすぐ4つの配球でしたけど、ここは力勝負で行くしかないなと」。その力勝負で左飛に打ち取り、チームの勝利を決めた。
23年、24年と2年連続で19ホールドポイントをマークしたセットアッパー左腕は、昨季は指などのコンディション不良もあり、状態が上がらず。20試合に投げるも防御率6点台と精彩を欠くシーズンになった。
今季もファームでなかなか成績が上がらず、不安定なままでの1軍昇格に。それでも堂々と投げ込み、1軍で結果を出している。一方で4月は岩城、篠原ら若手リリーフ陣がチームを救ってきた。
「岩城とシノ、甲斐野さんもですけど、僕は4月は働いてなかったんで。その3人、すごく頑張ってると思うので、その登板数に追いつけるように」
そして続けた。
「去年、苦しい1年だったので、しっかり走り抜けて、いい1年にしたいですね」
佐藤隼が力強くブルペンに備えていると、西武の勝ちパターンがさらに柔軟になってくる。【金子真仁】