<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト2-2西武>◇27日◇神宮
西武はヤクルトと2夜連続の延長戦にもつれ込み、引き分けとなった。8回に篠原響投手(19)が同点弾を浴びたが、9回以降は他のリリーフ陣がなんとか粘りきった。西口文也監督(53)も「苦しい場面もありましたけど、(9回と)延長に入ってから、中継ぎ陣がよく抑えてくれたかなと思います」と踏ん張りをたたえた。
パ首位チームとして負けなかったのは大きい、とも取れる。ただ悔しさもにじむ。古賀悠斗捕手(26)もその1人だ。「僕としては責任を感じています」と複雑な表情だ。「昨日と今日、先発投手の勝ちを消してしまっているので、しかも1発で」。前日26日には9回2死からモンテルに、この日は8回1死でサンタナに、いずれも同点本塁打を浴びた。途中出場とスタメンの違いはあるものの、ともに古賀悠がマスクをかぶっていた。
「モンテルに打たれたのもそうですけど、もうちょっとやりようがあったんじゃないかなと心残りが」
一時期より得点力が落ち、接戦が増えてきた。より試合終盤の緊迫度が増す。
「サイン1個で先発投手の勝ちも消えるし、1球で試合が動いちゃって。交流戦ならではのあれかもしれないですけど、クライマックスや日本シリーズに行ったらこういう場でやらないといけないので」
より緊迫する大一番が秋に訪れることを信じ、今のうちに課題を見つける。ミスがあっても、負けはしなかった。【金子真仁】