<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト2-2西武>◇27日◇神宮
ヤクルトが延長12回引き分けに持ち込んだ。4月23日のDeNA戦の1回に6得点したが、同2回から前日まで28イニングで1点しか取れず、この日も7回までゼロ行進。しかし敗色濃厚の8回、ドミンゴ・サンタナ外野手(33)が左中間に同点の10号2ランを放った。
池山隆寛監督(60)は「いいところで打ってくれた」と評価。一方で、9回裏1死満塁のサヨナラ機で武岡龍世内野手(24)が一ゴロ併殺に終わったことに「打てばヒーローになれると思ってくれれば」と悔しそうに振り返った。
延長11回表には6番手の広沢優投手(25)が、ボテボテの打球やバント処理を誤り、無死満塁のピンチをつくってしまったが、後続を力でねじ伏せた。池山監督は「ヒヤっとどころか、お願いしますよと見守っていた。ああいう緊張する場面でもしっかりバント処理できれば自分を助けることになる」と話した。
勝運が交錯し、勝ち負けどちらに転んでもおかしくなかった。パ首位相手の2戦連続の延長熱戦に、同監督は「お互いしっかり野球をやっているからこういう展開になっている」と分析していた。