<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-4日本ハム>◇28日◇甲子園
日本ハムが、08年以来18年ぶりの交流戦3連勝発進だ。先発福島蓮投手(23)は、21年のセンバツ1回戦で立って以来の甲子園のマウンド。7回5安打7奪三振1失点で今季2勝目を飾り、高校時代、5回5失点で敗れた甲子園で、初勝利を挙げた。
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福島が阪神戦で、プロ入り初めて甲子園で登板し、7回5安打7三振1失点の好投で今季2勝目を挙げた。8回は島本、9回は柳川と育成出身3投手で継投し、18年ぶり交流戦3連勝発進につなげた。チームの勝率5割復帰に貢献した福島は「コントロールミスもありましたが、しっかり勝てたのはよかった」と喜んだ。
八戸西(青森)時代の21年、3年春のセンバツで甲子園に出場。具志川商(沖縄)との21世紀枠対決に先発したが、5回5失点で初戦敗退した。5年ぶりの聖地で「いい思い出に上書きされました」と苦い経験を振り払った。さらに5年前はコロナ禍で、応援団も1校あたり上限1000人で、大声での声援も制限されていた。今回は4万2618人の大観衆の中で投げ「声援がすごいですね。センバツと全然違います」と興奮を隠せなかった。
強気の投球で、阪神打線を初回の1失点のみに抑えた。2回以降は散発3安打。3回は3者連続三振と手玉にとった。登板前にはカード初戦で完封した伊藤の内角への攻めを手本に、イメージづくり。「インコースに行くところは行く。できることはしていきたい」と話していた通り「(内角を)意識させて投げられた。大海さんのおかげ」と感謝した。
8回を投げ切れば自己最長だったが、7回で降板。新庄監督は「まだ(壁を)乗り越えてない。8回の(崩れる)印象があるから」と手綱を締めた。聖地でつかんだ1勝を糧に、さらなるステップアップを図る。【永野高輔】
◆福島蓮(ふくしま・れん)2003年(平15)4月25日生まれ、青森県出身。小学4年から野球を始め、中学時代は軟式野球部所属。八戸西では1年春からベンチ入り。3年春のセンバツに21世紀枠で出場し初戦敗退。21年育成ドラフト1位で日本ハム入団。24年3月14日に支配下登録。同年4月17日ソフトバンク戦でプロ初登板。25年は8試合で5勝0敗、防御率2・25。同年オフに背番号を94から45に変更した。190センチ、81キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2900万円。