【ソフトバンク】育成出身の木村光が4年目でうれしいプロ初勝利「他の投手の刺激に」王球団会長

ソフトバンク対広島 プロ初勝利を挙げたソフトバンク木村光(右)は、ウイニングボールを手に小久保裕紀監督と笑顔で記念撮影する(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-2広島>◇30日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが得意の「鯉料理」だ。交流戦は巨人戦に続き2カード連続の勝ち越しを決めた。2-2の同点で迎えた6回1死二、三塁から3番近藤健介外野手(32)が左前へ勝ち越し適時打。さらに4番栗原陵矢内野手(29)の右犠飛で1点を追加。勝負を決めた。

メモリアルの白星となった。05年にスタートした「交流戦」は今年で21シーズン目(20年はコロナ禍で中止)。この日の1勝で対広島の通算成績は50勝20敗(6分け)となり、12球団の対戦別カードで唯一50勝に到達した。21シーズンで同カードの負け越しは15年の1度だけ。過去9度の交流戦Vを誇るホークスにとって貯金30の広島戦はまさに「お得意様」だ。

6回に2番手で登板した育成出身の木村光投手(25)が先頭打者に安打を許したものの、1イニングを無失点投球。4年目でうれしいプロ初勝利を手にした。「ヒットを打たれても0点で抑えるのが僕の仕事。シーズンが終わるまで続けたい」。プレゼントされたウイニングボールは奈良の実家に送ると言って笑顔をみせた。観戦した王球団会長も木村の初勝利を喜んだ。「(木村は)よかったよね。他の投手の刺激にもなるよね」。ブルペン陣がピシャリと無失点でバトンをつなぎ今季17度目の逆転勝利。ホークスが好物のセ界戦で大きく息を吹き返してきた。

▼ソフトバンクが広島戦で通算50勝目(20敗6分け)を記録した。交流戦で同一カード通算50勝は初めて。交流戦のカード別勝利数の上位を出すと、広島戦50勝、DeNA戦48勝、巨人戦45勝、ヤクルト戦42勝と、ソフトバンクが4カードで10傑入り。阪神戦と中日戦も41勝しており、交流戦で対戦全カードで通算40勝以上はソフトバンクだけだ。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>