<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ4-2阪神>◇31日◇ZOZOマリン
ロッテが総力戦で競り勝ち、連敗を2で止めた。
試合は終盤に動いた。2-2の同点で迎えた8回裏1死一、二塁の好機で4番の山口航輝外野手(25)が打席へ。阪神の救援モレッタが投じた外寄りのスライダーを逆らわずに捉えると、打球は右中間を破る値千金の2点適時二塁打となり、勝ち越しに成功した。
先発のサム・ロング投手(30)は、初回に中野、森下、佐藤輝を3者連続空振り三振に仕留める圧巻の立ち上がりを披露。3回に失策が絡んで1失点したものの、崩れることなく4回3安打1失点(自責点1)と試合を作った。ロングは「精神的にも考え方を変え、初回から全力で行けた」と納得の表情を浮かべた。
打線は1点を追う5回裏2死一、二塁から和田康士朗外野手(27)が、才木のフォークに食らいつく右前適時打を放ち同点に追いついた。前打者の安田が申告敬遠され、2ストライクと追い込まれながらも粘り勝ち。「次につなぐことだけ考えた」と2年ぶり適時打で執念を見せた。
リリーフ陣は小野-沢田-中森-鈴木-横山と1イニングずつの小刻みな継投で最少失点にしのいだ。負ければ今季2度目の同一カード3連敗という危機をチーム一丸で阻止し、借金を2に減らした。