<日本生命セ・パ交流戦:西武0-6DeNA>◇31日◇ベルーナドーム
31日夜のライブ限りで活動を終える国民的アイドルグループ嵐に敬意を表し、西武ナインが1打席目の登場曲に嵐の楽曲を使った。
プロデューサーを源田壮亮内野手(33)が務めた。「いやぁ、懐かしいな~と思って。2018年の安室奈美恵さんの時もやったんですよ。当時を知ってる熊代さん(コーチ)とも『懐かしいな~』って」。この日、球場入りしてから嵐メドレーを決めたという。
日本一になった18年、平成の歌姫が地元沖縄でラストライブを行った9月16日に、西武ナインはソフトバンク戦でその人気曲を登場曲に並べ、敬意を表した。当時も源田と金子侑司選手が言い出しっぺになり、そこに炭谷銀仁朗捕手(38)がノリノリで加わったという。現在2軍調整中の炭谷が証言する。
「試合前にそういう話になって。全員、安室ちゃんで行こうって。有名な曲をスタメンのメンバーに当てはめて。8番がメヒアやったんかな。メヒアは安室ちゃん、知らないでしょって。だからメヒアだけ倖田來未にしたらおもろいやん、ってなって。キューティーハニーにしたら、場内大盛り上がりで」
8年後、やるしかない。源田は試合前、球団に見繕ってもらった嵐の人気曲を、スタメン選手に当てはめていく。ルーキーの小島大河捕手(22)には「サクラ咲ケ」、ガッツマンの桑原将志外野手(32)には「GUTS!」とイイ感じに。
ただ8年前の雰囲気を再現するには“倖田來未”も必要になる。誰がメヒアの代わりになるか-。
同じく8番スタメンの岸潤一郎外野手(29)の打席で、1人だけDOMOTOの「硝子の少年」が流れた。源田は「どうでしょう?」ととぼけたものの、関係者の証言を総合すると、源田が最終決定した可能性が極めて高いとみられる。
この日はDeNAに敗れたが、勝ちを重ねてチームの雰囲気も良い。DJギンから、DJゲンへ。時代は変われど変わらぬものも。小さな出来事でも輪の一体感は高まったりもする。6月、さらなる白星街道を、夏疾風のごとく。【金子真仁】