22年ドラフト1位の広島斉藤優汰投手(22)が1日、マツダスタジアムでの先発投手練習に合流した。4日の日本ハム戦の先発が見込まれる。昨年10月3日以来、今季初の1軍登板に「びっくりしました。急にというか、(27日の)練習に行ったら言われたので、うれしかったです」と気持ちを高ぶらせた。
2軍では中継ぎで結果、内容ともに悪い登板が続き、実戦から離れて調整する時間を過ごした。「多くブルペンに入ったりして、自分なりにいろいろ考えながらやりました」。投げ込みの量を増やし、修正を加えながら投球フォームを固めていった。
左腕の使い方を変えたことで“壁”ができるようになり、真っすぐだけでなく、変化球のキレや精度が向上した。5月5日ファーム・リーグ阪神戦から先発に回り、6回無失点。同24日の同ソフトバンク戦も6回1失点に抑えた。結果を残し、1軍昇格をつかみ取った。
対戦相手は生まれ育った北海道を本拠地とする日本ハム。「地元のチームなので思い出はありますけど、あんまり深く考えないようにしたい」。苦しい経験を重ね、先を見ることをやめた。巡ってきた今季初登板も、1球1球に魂を込めて投げ込むことしか考えていない。