“嵐ロス”をかみしめながら、多くの人に愛される投手を目指す。
日本ハム福島蓮投手(23)が1日、エスコンフィールドで、先発投手陣の練習に参加した。登場曲に使うなどファンだった嵐が前夜、東京ドーム公演で活動を終了。巨人戦後、有料配信でラストライブを堪能し「感動しました。もうこの5人で歌う姿は見られないのかと思うと、寂しいです」と、素直な心境を、口にした。
2歳上の姉がファンだったことで自身も自然と嵐の楽曲を聴くようになった。登場曲も、24年の1軍デビュー直後は違うアーティストの曲を使っていたが、3度目登板の同年5月10日ロッテ戦(エスコンフィールド)から嵐の「ワイルド アット ハート」に変えた。「ずっと嵐を聞いてきたし、みんな知っている。姉にも相談して、盛り上がるかなと」。4回1/3を3失点降板で白星はつかなかったが、自分の投げた試合でチームが初めて勝利した。
03年生まれの23歳。嵐のデビュー時は生まれていなかったが、登場曲にも用いるようになり、より親しみも生まれ、マウンドに上がる度「たくさん励ましてもらった」。だからこそ思う。「たくさんの人に知られた5人。僕も1試合でも多く勝利に貢献して、みんなに知られ、好かれる選手になれたら」。28日阪神戦では初の甲子園登板に勝利し、通算9勝目。再び初登板となる神宮で予定する5日の次回登板でプロ10勝目を挙げ、日本中をわかす“嵐級”人気投手への道を、切り開く。【永野高輔】