オリックス杉沢龍外野手(26)が近日中に実戦復帰することが1日、分かった。6月上旬にファームの全体練習に合流する。
杉沢は今季自身初めて開幕1軍で迎えたが、4月14日西武戦(京セラドーム大阪)で右手首付近に死球を受けて骨折。「右尺骨遠位端骨折」と診断された。4年目の今季は6試合で13打数5安打、打率3割8分5厘と好調だったが、悔しい戦線離脱となった。
2軍ではリハビリを経て5月30、31日には屋外で内野と外野の守備につき、ノックや送球も行い手投げのボールを打ちかえすまでに回復。31日には、舞洲の室内で高橋信二打撃コーチ(47)が打撃投手役を務めた。「打ち始めたばかりですけど、まずはバットが振れている。振れなかったら意味がない」と話していた。
6月2日の2軍残留練習からファームの全体練習に合流予定で、9日からのファーム練習試合、日本海L・石川戦(金沢市民)で実戦復帰の見込みだ。
リハビリ中、親しい後輩が米国で偉業を成し遂げた。NPBを経由せず、日本人で米国のドラフト指名後史上初のメジャー昇格を果たしたホワイトソックス西田陸浮外野手(25)とは東北(宮城)で1、2番と二遊間を組んだ1年後輩だ。「たまたま上がる時に連絡が来て『メジャーに上がる』と。『うそやろ』って(笑い)」。
村上宗隆内野手(26)が負傷するアクシデントに見舞われた後に、延長戦を制した5月29日(日本時間30日)のタイガース戦は1-2の9回1死一、三塁にバントした西田の打球が相手の悪送球により、同点に。球場全体は、お祭り騒ぎで沸いた。「陸浮は持っているんですよ。すごい盛り上がっていましたね」。メジャー昇格後も、西田から電話をかけてくる可愛い弟分。「自分も、みんなが疲れてきた頃に、絶好調な感じで入りたい」と復帰に向けて意気込んだ。