「ABEMA(アベマ)」などのメディア事業で知られるサイバーエージェント出身で立大ОBの三河吉平投手(24)が1日、日刊スポーツのインタビューで米大リーグカブスとマイナー契約を結んだことを明らかにした。大学卒業後に1度は現役生活にピリオドを打ったが、昨年末に現役復帰を決断。野球専門のジム「DIMENSIОNING」で鍛えた直球に磨きをかけ最速155・7キロに到達。「(トレーナーの)北川さんが僕の可能性に賭けてくれたのが大きかったです」と感謝し、「社会人のように本当に時間がない中で選択と集中していいものをとことんやるっていうところにフォーカスできたことがパフォーマンスの向上の要因になっていると思います
」と分析した。
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-ABEMA野球部に入った後のことは、どのように考えていましたか
三河 こういう形で会社辞めて、とか全く考えていなかった。モヤモヤしていた時に昨年の10月、11月ですね。大学生の時からお世話になっている「DIMENSIОNING」の北川さん(=北川雄介トレーナー)と話させてもらえる機会があって「1回投げに来なよ」と言ってもらえたのがありがたかったです。
ほぼ1年ぶりに硬球を投げた時に148キロが出て。自分の感覚としても、すごくいいものがあったので、これは直感的に「いけるんじゃないかな」と。
そこから本格的に挑戦しようとなって、北川さんとどういう設計で、どのようなスケジュール感でいけば、プロになれる確率があるかと真剣に考えるようになりました。北川さんが、僕の可能性に賭けてくれたのが大きかったです。
-「DIMENSIОNING」では、どんなところがためになりましたか
北川さんは本当に選手それぞれにアプローチの仕方を持っていて、人によって全くアプローチが違うんです。実際僕も大学2年生の時にそこに初めて行ったら150キロが出て。
北川さんの思考やアプローチについていく必要があって大変でしたが、一つ一つ整理をして考えたり、なんでこうなっているのかと論理的に考える癖が仕事を通じて身についたことが良かった。
-今回はどうでしたか
今155・7キロがMAXになりました。
-どんなところが大学時代と比べて改善されましたか
分かりやすいところでいくと2つです。1個は体のところで、大学時代から約7キロ体重が増えたことです。体脂肪率は変わってないので、筋肉だけで変わったことが自信になりました。もともと手足が長いほうで逆に筋肉がなかったので、自分の体をうまく扱えてなかったんです。筋肉がついていったからこそ、自分が動かしやすい形でしっかり腕を止められるようになりました。
-もう1つは
メカニクスや投げ方も良くなったのが2つ目の理由です。結果、そこも含めていい形で練習ができていました。自分の体を理解して、どういう練習をすればどういう結果が得られるっていうところを、ちゃんと大人になって俯瞰して考えられるようになったからと思っています。
-「DIMENSIОNING」には週何回ぐらいの頻度で行ってたんですか
通ってたのは当初は土日だけでした。平日は週5日はもちろん仕事があるので、朝にジム行くぐらいでした。
-立教大学時代と比べるとだいぶ練習量は少なそうです
もちろん仕事は忙しくて練習に割ける時間は少なかったんですけど、それは自分で決めたことなんで。リスクを取って野球に挑戦するわけなので、やらなきゃいけないと本当に1分、1秒も無駄にできないと思っていました。
逆に大学生の時は時間がありすぎて、全て野球に捧げようとするか、投げる練習ばっかり一生やってた時期とかあって。量はもちろん重要なんですけど、社会人のように本当に時間がない中で選択と集中していいものをとことんやるっていうところにフォーカスできたことがパフォーマンスの向上の要因になっていると思います。