5季ぶり優勝の慶大は1、2年生も強い!フレッシュトーナメントで5点差逆転

東京6大学野球春季フレッシュトーナメント 慶大対東大 東大に勝利しガッツポーズで写真に納まる、左から慶大・清原勝児、山田望意、山本勇太(撮影・小島史椰)

<東京6大学野球フレッシュトーナメント:慶大8-6東大>◇A、Bブロック第1日◇2日◇神宮

23年秋以来5季ぶりの優勝を遂げた慶大が、1、2年生で戦う「フレッシュトーナメント」でも強さを見せつけた。5点ビハインドの9回に広瀬央裕外野手(2年=慶応)のソロ本塁打から口火を切り、さらにタイムリーで1点を追加。

3ー6とし、山田望意捕手(1年=慶応)が値千金の同点3ラン。勢いは止まらず山本勇太内野手(2年=慶応湘南藤沢)が勝ち越しの適時二塁打を放ち、さらに1点を奪って1イニング7得点。敗色ムードから一転し、たたみかけるような攻撃が最後になって機能。初戦で逆転勝利で呼び込んだ。

山本は「広瀬のホームランから始まって、全員が後ろにつないでいくっていう意識でやっていて、それがいい結果になったと思います」と語れば、山田も「ベンチの中の出てる選手全員が「まだまだここから行くぞ」っていうのをずっと声に出していて。それが実際メンバーで出ていた選手の力になった」とうなずいた。

チームはこの大会では5連覇中と他大学を圧倒してきた。6連覇を目指す中で経験の浅い若い選手たちが集う中で、主将を担い先頭に立って引っ張ったのがプロ通算525本塁打の清原和博氏(58)の次男の清原勝児内野手(2年=慶応)だった。「フレッシュのメンバーを見て『僕が引っ張らないといけないな』いうふうに実感して。甲子園で大村のキャプテンの姿を見て自分がやりたいなというふうに思ったので、立候補してキャプテンにさせてもらいました」。

主将としての自覚と責任を胸にプレーし、二塁手として途中出場。4点を追う7回には、左前打を放った。得点にはつながらなかったがチャンスを広げる活躍を見せたほか、ベンチではひと一倍声をあげて仲間を鼓舞。「絶対逆転できるから焦らず自分たちの野球を貫き通そう」と訴えかけ、9回の逆転劇に結びつけた。清原は「昨日5季ぶりに優勝して、その流れをもらうではないですけど、しっかり生かして戦おうというふうに自分は思っていました。ここからフレッシュも、あとは(フレッシュトーナメントの)決勝を目指してしっかり勝って、もっと勢いをつけられるようにやっていきたい」と意気込んだ。