西武は2日、10日の広島戦(ベルーナドーム)で、舞台「成瀬は天下を取りにいく」で主人公・成瀬あかり役の俳優山下美月(26)がセレモニアルピッチを務めると発表した。
山下は「ベルーナドームが地元から近く、幼少期によく家族と観戦をした思い出がある場所で、セレモニアルピッチをさせていただけるのをとてもうれしく思います。当日は緊張してしまうと思いますが、一球に気持ちを込めて投げさせていただきます。ぜひ一緒に熱い応援を、よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
「成瀬は天下を取りに行く」は24年本屋大賞を受賞し、シリーズ累計発行部数210万部を突破した作家・宮島未奈氏の大人気小説で、今回舞台化された。
舞台は滋賀・大津市の膳所(ぜぜ)。閉店が迫る西武百貨店大津店でテレビが連日生中継することを知り、主人公の成瀬あかりが西武のユニホームで通い詰めて夏休みを捧げた物語。小説の表紙でも、背番号1の栗山のユニホームをまとった成瀬のイラストが描かれる。実際の百貨店跡地に建設された大型マンションも、作中で「レイクフロント大津におの浜メモリアルプレミアレジデンス」として何度も登場。クレーマーの呉間氏など、個性的な脇役の活躍も光る。
滋賀県は西武グループの近江鉄道が鉄道、バスともに数多く走り、もともと西武と縁深い。山田陽翔投手(22)らの出身地でもあり、俗称クソデカネックレスとともに小説の“聖地巡礼”として、レイクフロント大津におの浜メモリアルプレミアレジデンスなど膳所の各所へ足を運ぶ西武ファンや関係者も出現した。