【ロッテ】新球場はスポーツ施設を超越 幕張の未来を象徴するランドマークとして期待

千葉市、ロッテ、イオンモール株式会社による三者合同記者会見に登壇した左から大野惠司イオンモール株式会社代表取締役社長、神谷俊一千葉市長、玉塚元一株式会社ロッテホールディングス代表取締役社長CEO兼株式会社千葉ロッテマリーンズ取締役オーナー代行

新たなボールパークが千葉・幕張に誕生する。

千葉市は2日、ロッテ、イオンモールとZOZOマリンに代わる新球場建設に関する協定を締結。千葉市役所で3者による合同会見が行われた。2034年開業予定の新球場はドーム型で検討していることや、幕張地区全体を「ボールパーク」として一体化するまちづくりを推進する計画が発表された。

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ZOZOマリンに代わる新球場は、これまでドーム型、屋外型と平行して議論が進められてきた。だが、近年の猛暑や豪雨など気候変動の影響を踏まえ、ロッテ側が屋内型スタジアムの再検討を10月末に千葉市に要請。ロッテ玉塚元一取締役オーナー代行は「多くの市民、県民、来訪者、ファン、プレーヤーの皆さまにとって魅力的な施設にするため、屋内型スタジアムの可能性を改めて検討する必要があると考えた」と説明した。

建設費は当初想定の約600億円から大幅に増加し、1000億円を超える見込みとなった。千葉市は、これまでの屋外型スタジアム案で試算した場合でも、30年間で約1兆1400億円の経済波及効果が見込まれると説明。ドーム型となれば野球以外のイベント開催数や施設利用頻度の増加が見込まれ、「さらに大きな経済波及効果につながる可能性がある」との見解を示した。

新ボールパークのコンセプトは「出会う・つながる・新しい幕張で、すべての感動体験」。施設配置では、最寄り駅側にメインゲートを設置し、新球場のシンボルとなる空間を形成。さらに、イオンモール幕張新都心や豊砂公園、幕張メッセとつながる複数のゲートを整備し、エリア全体の回遊性を高める。また、上空デッキや歩道整備による歩車分離を進め、安全で快適な動線を確保。緑道を活用したアプローチによって周辺エリアとの一体感も創出する計画だ。

球場内外には飲食施設やフードホールを中心とした商業・エンターテインメント機能を導入。試合がない日でも人々が集い、買い物や食事、イベントを楽しめる新たな街の拠点へ。新球場は単なるスポーツ施設ではなく、幕張の未来を象徴するランドマークとして期待を集めている。【星夏穂】

神谷俊一千葉市長 事業手法や役割分担、費用負担のあり方などの、事業スキームについて、3者で十分に検討を、深めながら、プロ野球のみならず音楽イベントなどの開催、さらには商業エンターテインメント機能や、宿泊機能などとの連携によりまして、365日楽しめるスタジアムの実現を目指してまいります。

イオンモール大野惠司社長 新スタジアムにおける拡張機能、特に商業機能を中心に、弊社の持つ知見やノウハウ、こういったものを活用した企画を提案してまいります。弊社が運営するイオンモール幕張新都心との連携についても提案を行い、千葉市様が基本構想で掲げられた「街とシームレスにつながるエンターテインメントスタジアム」、こういったものの実現に寄与をしてまいります。